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【WEB記事】「ここまで来たら優勝して」 日吉の飲食店も慶応にエール(2023.08.21 神奈川新聞)

2023年08月30日

 全国高校野球選手権大会の準決勝で、107年ぶりの優勝を目指す慶応は21日、第2試合で土浦日大(茨城)と対戦した。試合開始前の21日朝、野球部員らが通学する慶応高校のある横浜市港北区日吉の飲食店や商店街では、健闘を期待する声があふれた。街中には慶応ナインを応援する垂れ幕が張られ、早くも値引きセールを検討する店主も。住民は「KEIO日本一」まで熱いまなざしで見守っている。

 慶応ナインが来店することもある定食店「とらひげ」では、大会終了後に1、2品の値引きセールを検討しているという。

 チーフの福永憲司さん(63)によると、ナインは時々店を訪れて、和やかに食事をすることがあるという。夏の甲子園で躍動するナインは103年ぶりとなる準決勝まで進出し、福永さんは「まさか、ここまで…と思った。1回戦は勝ってほしいと思っていたが、103年ぶりの準決勝を体験できるなんて幸せだよ」と調理場で笑顔を見せる。

 一足早く、連覇を狙う仙台育英(宮城)が決勝に駒を進めた。福永さんは「ここまで来たら、優勝してほしい。日吉の街も新型コロナ禍でにぎわっていなかった。これをきっかけに盛り上がってほしい」と試合開始を心待ちにした。

 そして、孫のような世代へのナインにも熱きエールを送った。「もう悔いの残らないよう、楽しく、頑張ってほしい!帰ってきたら『おめでとう』と声をかけたい。日吉の飲食店一同、応援している」

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